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第466回 クリフ・ハイの2018年予測、ウエブボットの最新仮想通貨予測、グッドの内部情報 第50回
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▼前回の記事

前回もいつものように、ウエブボットによる仮想通貨相場予測の12月レポートの要約を掲載した。

先週はビットコインが39%ほど暴落した。これにより、これからビットコインが終焉するのではないかという予測がたくさん出された。しかし過去の記録を調べると、30%程度の調整はビットコインではほぼ3カ月に一度の頻度で起こっていた。この程度の調整は想定内であろう。過去のウエブボットのレポートでも、激しい変動は6週間ごとに繰り返すとあった。今回の調整はこれに相当するものだ。

そしてウエブボットの12月24日に出された最新レポートだが、あいかわらず非常に楽観的な内容の予測であった。ビットコイン、ビットコインキャッシュ、そしてライトコインの予想を紹介した。どのコインも軒並み上昇するとの予想であった。特にビットコインは10万ドル(1100万円)にまで高騰するとした。

次にメインテーマである再生可能エネルギーとブロックチェーンによる第4次産業革命、そしてそれに取り残される日本について書いた。

いまコストが高いとされた再生可能エネルギーの分野で画期的な革命が起こっている。技術進歩により再生可能エネルギーの価格が大幅に下落し、石油や天然ガスによる火力発電、そして原子力よりもコストが低くなっているのだ。これを受けて、多くの産業分野では地球温暖化ガスを発生する化石燃料のエネルギー源から、再生可能エネルギーへと完全にシフトしている。そのため再生可能エネルギーの分野には、ゴールドマン・サックスやシティグループなどの最大手の金融機関が殺到し、何兆円もの投資を行っている。

さらにこうした再生可能エネルギーの送電システムとして、分散型のブロックチェーンのテクノロジーが活用されようとしている。いまブロックチェーンは仮想通貨の基礎的なテクノロジーとしてだけ注目されているが、実はその可能性はこれに限定されるものではない。これは中央集権的なサーバを不要にする技術なので、社会インフラのほぼすべての分野に適用できる。すると、ブロックチェーンのテクノロジーは再生可能エネルギーの革新的な発展と結合し、第4次産業革命とも呼ばれる社会の歴史的な変革を実現する可能性がある。

いま各国はこの方向に向かって急速に動き出しており、第4次産業革命の主導権を巡る競争が本格化しつつある。しかしながら、日本はこの動きと逆行している。例えば安倍政権の新成長戦略では、高効率で二酸化炭素の発生が少ない火力発電所のアジア地域における輸出が重要な柱のひとつになっている。しかしこの政策は、20世紀型の時代遅れのテクノロジーにしがみついているとして海外の機関投資家から嫌われ、大口の投資が日本のエネルギー産業から急速に逃避しつつある。

またブロックチェーンのインフラへの適用でも、日本ではほとんど動きがないようだ。社会インフラを刷新する発想を持った新興企業はやはり海外の企業ばかりで、こうしたところにICOも集中している。日本の企業の数は非常に少ない。これは、日本の社会インフラは中央集権的な行政機構によって管理されたシステムなので、ブロックチェーンのサーバを必要としない分散型のテクノロジーは官僚の既得権と衝突するので、日本では難しいとの意見もある。

いずれにせよ、いま世界が大きく第4次産業革命に舵を切っているなか、日本は取り残されようとしている。もう間に合わないかもしれない。残念ながらこうした状況に陥ってしまった原因のひとつは、現在の日本人の内向きで引きこもりのメンタリティーにある。厳しい現実と向き合うことができないでいるのだ。

前回はこのような内容を詳しく解説した。

▼今回の記事

いつものように今回もウエブボットの12月最新レポートの一部要約を掲載する。

今年初めての記事なので、2018年の予測を掲載する。ウエブボットの主催者、クリフ・ハイがネットラジオのインタビュー番組で話したウエブボットによる2018年以降の予測である。大変に興味深い内容だ。

最後に、コーリー・グッドの内部情報をお伝えする。今回で50回目になる。


▼ウエブボットの最新仮想通貨相場予測

それでは今回最初のテーマを書く。いつものウエブボットの最新仮想通貨相場予測の部分的な要約である。

※ウエブボットはAIではない

先に進める前に、一点だけ注意しておこうと思う。ネットを見ると、ウエブボットは日本ではAIとして紹介されているようだが、厳密にいうとウエブボットはAIではない。ウエブボットはビッグデータから特定の情報を抽出するデータマイニングという手法を使っている。感情値の高い言葉をSNSやBBSなどから収集し、人々が感情的に反応する度合いの高い状況を分析するのがウエブボットだ。

他方AIとは、自己学習が可能なコンピューターのシステムのことである。囲碁の世界チャンピオンに勝利したAlphaGoなどは、あらゆる対局をシミュレートすることで勝手に自己学習し、どのような対局でも勝利することができるように進化する。

ウエブボットは、このような自己学習するシステムではない。したがってウエブボットをAIと呼ぶには無理があるだろう。もちろんウエブボットが最先端のテクノロジーであることを示す比喩的な表現として、ウエブボットをAIと呼ぶことは許されるのかもしれない。しかしこれはあくまで比喩であり、ウエブボットが実際にAIであることを示しているわけではない。

●概況

それではまずは概況から。12月22日に39%下落し、220万円台から150万円台になったビットコインだったが、その後は190万円台まで回復した。だが、12月30日には再度値を下げ、150万円台にまで落ち込んだ。

この下落の理由は、オーストラリアの主要な4つの銀行がビットコインの取引に使われている口座をいきなり閉鎖したことにある。これらの銀行からは口座閉鎖の理由の明確な説明はまだないようだが、ビットコインの投資のために巨額の資金が銀行から流出のを阻止するためであったのではないかといわれている。この動きが各国の銀行に波及するのを市場が警戒し、相場が下落したものと思われる。

また、これとほぼ同じタイミングで、ニューズウィーク誌が2018年のビットコインの急落と消滅を予測した記事が発表されたことも下落の背景のひとつになった可能性がある。

一方、ビットコインは150万円台を底値として下げ止まり、現在は180万円台まで回復している。口座閉鎖という大きなニュースの割りには、ビットコインの変動は小幅であったといえる。

このような状況を見ると、やはりウエブボットの10月レポートにあった次の予測のように展開しているように思う。

「短期的には変動の比較的に緩やかな相場にはなるものの、中期的にはこれまでにないほど激しい変動のパターンが現れる。これは約6週間ごとに繰り返す変動となるはずだ」

もし39%の調整があった12月22日を調整の起点とするなら、6週間後の2月の上旬からは上昇のトレンドが始まると見ることができる。これはウエブボットの予測とも整合性がある。どうだろうか?

●仮想通貨の相場予想

それでは仮想通貨の相場予想に行く。今回はイーサリアム、リップル、ダッシュ、モネロ、ネオの予測だ。

・イーサリアム(ETH)

2018年から2019年にかけてイーサリアムは上昇するものの、大きく下落する局面もある。この下落の原因となるのは、イーサリアムが内包しているスマート・コントラクトというプログラムに深刻なバグが見つかるからだ。これは2018年の半ばに発見される。このバグが原因でスマート・コントラクトが機能しなくなると見られてします。

マスメディアはこれをとても大袈裟に扱うので、訴訟問題に発展する。しかしどの訴訟も明確な根拠なしに行われるため、イーサリアムの開発者が負けることはまずない。しばらくすると、メディアの報道は別な方面に移ってしまうので、この問題に対する世間の関心は薄れる。

ところが秋になると、別なバグがイーサリアムのスマート・コントラクトで見つかる。しかしこのときには、イーサリアムの開発者たちは迅速に対応するので、問題は短期間で解決されてしまう。

・リップル(XRP)

リップルのデータは私をいつも悩ませる。ただ、仮想通貨の全般的な上昇の波に乗ってリップルも上昇することは間違いない。

また、銀行の送金にリズムのようなパターンが発見されるとのデータがある。この発見によって、生成されるリップルの量が予測可能になるのである。

また、リップルとの関連で有名になるキャラクターが出現する。この人物はスーパートレーダーとして有名になる。これがひとつの背景となり、リップルの相場はかなり激しく動くことになる。

・ダッシュ(Dash)

ダッシュは夏の終わりから9月、そして10月にかけて急騰する。その理由は、管理が政府から民間への移行期にある市場のいくつかで、ダッシュが好ましい通貨と認識されるからである。

・モネロ(XMR)

性的なスキャンダルの疑惑が銀行にまで及ぶにしたがって、モネロは急騰する。これは5月から夏にかけて起こる。銀行のセックススキャンダルの発生で、モネロは安全な逃避通貨として選ばれるのだ。

・ネオ(NEO)

今年の春からSNSで一種のキャンペーンのようなものが始まると、ネオは大きく上昇する。これは現在の不換紙幣の信用の低下と関係している、不換紙幣の価値にレバレッジがかかっていることが問題視されるのだ。

いずれにせよ、こうしたことが背景となり、2018年と2019年はネオにとってはとてもよい年となる。

今回はこのくらいにする。

▼クリフ・ハイの2018年以降の予測

では今回のメインテーマを書く。ウエブボットの主催者、クリフ・ハイによる2018年、およびそれ以降の予測である。

昨年の12月26日、クリフ・ハイは元CNNの記者で著名なネットラジオ、「USA Watchdog」を主催するグレッグ・ハンターのインタビュー番組に出演し、2018年とそれ以降の予測を行った。もちろん予測の根拠はウエブボットである。

このインタビューでは、仮想通過の相場予想に特化している現在のウエブボットのレポートではカバーされていない幅広いテーマの予測が提示されている。特にアメリカ中心ではあるが、北朝鮮に関する興味深い予測がある。

●予測の要約

以下が予測の要約だ。テーマ別に分けた。今回の予測のもっとも顕著な特徴は、ウエブボットには非常に珍しく、予測の内容がかなり楽観的で明るいことだ。仮想通貨の出現と拡大で、これまでの悲観的な予測が大きく変更されたようだ。

エリートの告発と排除

・アメリカではセクハラなどの性的なスキャンダルの告発はこれからも続く。2017年に明らかになった告発はほんの始まりにすぎない。映画で言えば、いまは映画のタイトルだけを見ているようなものだ。これから、主役や脇役、そしてスタッフや大道具など映画本体の製作に拘わる人々が告発される。2018年から2019年にかけては大物が摘発され、本格化する。そして2019年になると、そうした大物が法的に告訴され公的な立場からの排除が進む。そこまで行くと、次第にこの問題が落ち着き静かになる。

・この問題は成人女性に対するセクハラの告発には止まらない。かねてからうわさされている児童性愛が対象になる。これに対する国民の反発は大きく、アメリカのみならずカナダまで波及する。児童性愛の拡大は予想を越えており、多くの社会的地位の高いエリートは告訴される。この動きは2018年に始まり、2022年まで続き、社会を揺るがす大問題となる。

・この告発の過程で、メディアが流すコンテンツが適切かどうかを審査する市民団体ができる。これは後に会社となる。この団体はあらゆるメディアが放映する内容を審査し、子供に不適切なものがあれば告発することを目的にしている。児童性愛は絶対に許さないように米国民の意識が変化しているので、この団体は政府も支持する。そしてディズニーのような会社さえも、監視と審査の対象になる。

・国民の不審を買うのは主要メディアも同じだ。主要メディアの報道内容がフェークニュースとして告発されるケースがとても増える。告訴も増える。いくつかの主要メディアはそのような訴訟費用に対処できなくなり、受信料を引き上げざるを得なくなる。すると、さらに多くの視聴者が契約を打ち切るというような悪循環にはまる。消費者詐欺として告訴されるケースも多い。このような過程を通して主要メディアの多くは淘汰されてしまう。

・トランプはフェークニュースだとして告発している主要メディアと戦っているが、トランプはこの戦いに勝つだろう。米国民の意識が変わり、主要メディアに対する消費者詐欺の告発が増えるからだ。この動きは2022年まで続く。この影響を絶大である。主要メディアの幹部やキーパーソンが排除されるため、この問題に対処するための適切な判断ができなくなる。これがひとつの原因となり、CNNのような大きなメディアが破綻の危機に瀕することにもなる。

経済について

・2018年から2022年は非常に楽観的な期間だ。根本的に新しいテクノロジーの導入が起爆剤となり、経済が活況を呈するのである。私はウエブボットの12月レポートのタイトルを「高騰する20年代」としたが、これはこのことを指している。

・テクノロジーの導入と経済が相互に刺激しあう状況で、アメリカの既存の社会秩序も根本的に変化する。税制も完全に新しいものに置き換わる。そのようにして、2020年代はアメリカは実質的に新しい国として生まれ変わる。

・このような歴史的な変化を主導するのが新しい意識を持ったアメリカ国民だ。20代後半から30代前半の世代を「ミレニアム」と呼んでいるが、アメリカの再生を主導する人々はその後に出現する世代である。

・この時期にアメリカは新しい国家として再定義される。しかしこれは、アメリカが世界覇権を持つスーパーパワーとなることを意味しているわけではない。中国が世界最大の経済覇権国となることは間違いない。2020年代の新生したアメリカは、中国に次ぐ経済大国になる。

・いまのところまだはっきりしていないが、2020年の大統領選挙でトランプの落選を示すデータは存在しない。いまの時点ではトランプは再選される可能性は高いと思われる。

米国債について

・しかし、このようなアメリカの再生と活況とタイミング的には平行して、米国債の大きな下落とそれによる長期金利の上昇はある。これは複雑な過程を経ながら、2018年くらいから次第に現れ、2020年頃になると本格化するだろう。

・その結果、1917年から1919年の第一次世界大戦末期から終戦期のドイツで起こったようなハイパーインフレーションが一時的に起こる可能性はある。このときのドイツのハイパーインフレーションは1920年代前半に経験したものほどひどくはないが、それでも大変な状況であった。一時的にせよ、このような状況にアメリカが陥るのである。

・だが、この状況は別な動きによって相殺される。それは2020年代のアメリカ経済が活況を呈することによるドルの信用回復という動きだ。これにより、多くの資金が海外からアメリカに殺到するので、米国債の下落が生み出すマイナス効果が相殺されてしまう。

・ところで、米国債の凋落による長期金利の急上昇は、仮想通貨への投資が有利なのか、それとも米国債を買うべきなのかが議論される事態にもなる。それくらい米国債の金利は上昇するのだ。しかし、もちろん米国債が仮想通貨に勝つことはない。2018年から2020年代にかけては、仮想通貨の急上昇があいかわらず期待できる。

・ウエブボットの過去のデータでは、ドルと米国債の凋落、ハイパーインフレーション、そして米経済と社会秩序の崩壊が同じタイミングで起こるとのデータが多かった。だがいまこの予想は一変している。

・この予想の変化の原因になっているのは、やはり仮想通貨の拡大、そしてそれとともに起こる新しいテクノロジーの革命である。いま我々は、馬車から車に変わったような歴史的な変革期にいる。これは基本的に通貨の革命なのである。これから2020年代にかけて、仮想通貨へのシフトが本格化する。これがウエブボットの予想が非常に悲観的な内容から楽観的なものへと変化した一番大きな理由だ。

ビットコインの下落について

・最近ビットコインは40%近く急落したが、これはビットコインの先物市場が解禁となり、膨大な資金がなだれ込んだ結果だと思われる。先物市場にとっては、遊ぶための新しいおもちゃがあたえられたかのような状況だ。このため、以前のウエブボットのレポートで予告したような「ワニの歯」に似た乱高下のパターンになったのだ。だが、30%や40%という変動はあまりにも激しいため、先物市場の投資家の多くは吹き飛んでしまう。

・この「ワニの歯」に似た乱高下のパターンはしばらく続く。そして2月半ばからは155万円(13880ドル)を底値として、そこから急上昇の過程に入る。5月になると驚くような価格水準になっているはずだ。

・ところで、ウエブボットの予想が前倒しで早期に実現しているので、タイミングは的中してはいないのではないかという指摘がある。ウエブボットでは2018年2月には155万円になると予想し、またその後は220万円になるという予想だったが、これらの水準は早期に実現してしまった。しかし、ウエブボットが予測しているのは、これ以上下落しないという底値なのである。「ワニの歯」のような乱高下を繰り返している状況での最高値を予測しているわけでは必ずしもない。

・ウエブボットのデータでは、いま世界人口の1.2%程度の人々が仮想通貨市場に投資しているとある。しかし2018年には、これが13.8%に拡大する。新しい人々が一気に仮想通貨市場になだれ込むのである。

・これが引き起こす価格の上昇は激しい。まず710万円(6万4000ドル)まで上昇し、その後2018年内に1100万円(10万ドル)を突破するとある。だがいつものように、710万円の水準に達すると30%を越える調整があることは間違いない。

金と銀の価格について

・まず銀についてだが、以前からウエブボットのレポートにあるように、銀を使用するテクノロジーが発展するので、価格は急騰する。このテクノロジーはエネルギーに関連したものだ。たとえば、いまのコンセントとは異なり、ワイアレスで電気を送る小さなデバイスなどが開発される。そのようなデバイスに銀が使われるのだ。

・このため銀はこれまでのような取引手段としてではなく、原材料として見られるようになる。このような需要の増大に伴い、銀の価格は1オンス、600ドル程度にまで上昇する。2018年にはこの水準になるのではないだろうか?1000ドルまで達するとするデータもあるが、これは2019年だろう。

・ところで金だが、2月にはビットコインの3分の1程度の価格水準になるだろう。その後秘密が暴かれ、金の保有量が公式に発表されている水準よりもはるかに低いことが判明する。これが金価格に影響を与えるだろう。

既存の金融システムについて

・現在、中央銀行を中心とした既存の金融システムのゆっくりとした崩壊期のなかにいる。2018年にはイタリアやドイツの銀行破綻が引き金となる金融危機は起こるだろうが、その影響は思ったほど拡大しないはずだ。

・それというのも、仮想通貨を中心とした分散型の金融システムが急速に台頭し、中央集権的金融システムの崩壊のショックを吸収してしまうからだ。2020年代から現在を振り返ると、まさに中央集権的なシステムから分散型のシステムへの歴史的な移行期にいることが分かるはずだ。

社会不安について

・2018年には、激しい抗議運動はあいかわらずアメリカで起こる。ただし、それは現在の極左の「アンティファ」のように、ジョージ・ソロスなどの外部の勢力によって仕掛けられた運動ではない。自然に起こる抗議運動となるはずだ。

・それというのも、外部から抗議運動を仕掛ける勢力の口座が当局によって封鎖されるからだ。これで「アンティファ」などの勢力の資金源はなくなる。だから抗議運動はそれほど激しいものとはならないはずだ。

北朝鮮にいて

・北朝鮮では大きな動きがある。それはアメリカに先駆けて中国が北朝鮮に対して行動を起こすからだ。中国は北朝鮮とアメリカが中国の頭ごなしに挑発しあっている現状を受け入れているわけではない。それというのも、北朝鮮で有事があれば、中国に何百万人もの難民が北朝鮮から押し寄せることは目に見えているからだ。

・だから中国は、外交、経済、軍事のあらゆる方法を駆使して、現在の北朝鮮指導部が脅威とならない水準に管理することだろう。アメリカが先制攻撃する前に、中国の方が早く動くはずだ。これは今年の3月から4月くらいに起こると思われる。

以上である。

一読して分かるように、これまでのウエブボットの予測では見られないような楽観的な予測であった。この楽観性の根拠にあるのは、ブロックチェーンと仮想通貨という2つの革新的なイノベーションがもたらす効果である。それは既存の社会と経済を根本から変革する起爆剤として作用する。

前回の記事では、ブロックチェーンのテクノロジーを再生可能エネルギーの発展から、いま第4次産業革命が起こりつつあるとした。ウエブボットの2018年以降の予測も、基本的に同じような認識に基づいていると思われる。

このテーマは非常に重要なので、記事を改めて書くことにする。

▼コーリー・グッドのインタビュー 第50回

それでは今回最後のテーマを書く。これまで何回か書く機会がなかった「GaiaTV」で放映されているコーリー・グッドのインタビューである。今回は頻繁にコーリー・グッドのインタビューに出てくる地底人、アンシャールに関する最新情報である。

アンシャールの異次元のバブル

・いまアンシャールは、2018年から2023年までの期間に起こるとされている巨大な太陽フレアの直撃に備え、この時空とは異なった次元に彼らが避難できるバブルのような空間を作った。私はその空間に彼らとともに行った。

・そこにはアンシャールの途方もなく巨大な宇宙船で行った。この宇宙船はバスのような形をしており、中にはアンシャールのさまざまな種族が小さく仕切られた空間のような場所にいた。それらの空間は相互に結合しており、360度の球体のような形をしていた。どの空間からも中心部を見ることができた。

・こうした構造を持つ巨大な宇宙船で私はアンシャールが用意した異なった時空にあるバブルに入った。そのバブルは、アンシャールが太陽フレアのみならず、地球に変動をもたらすあらゆるサイクルに備えるために作られたものだ。異次元にあるために、地球で起こった大変動の影響はまったく受けないようになっている。

・このバブルのような巨大空間は、宇宙のあらゆる銀河から時空を越えてアクセス可能である。だから、このバブルを介して、地球から何百光年もある遠くの銀河に簡単に行くことができる。

未来の地球人の会議

・私がこのバブルに入ったとき、バブルの中央にある空間で人類の異なった種族が集まり、会議を開いていた。これらの種族は未来の地球からやってきた地底人である。異なった未来の時期に地底にいるさまざまな種族の代表であった。

・彼らは、自分たちの持つテクノロジーを共有する方法について話し合っていた。アンシャールも含めて、彼らのテクノロジーのすべては意識で操作するものだ。したがって、我々の周囲にあるようなマシンは存在しない。

・すると、中央のテーブルにホログラムが現れた。それは長方形の箱のような形をしたもので、中にはワイアーのようなものがあって、なにかが繋がれていた。この箱のような装置で、その場所にいるすべての種族の意識が繋がれる。

今回はこのくらいにする。これから奇想天外な話になってゆく。

続く。

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